このサイトについて

 このサイトのコンテンツは、主として、経営者および経営幹部の方々に読んでいただくことを想定しています。経営の思考と方法(マネジメント)は、企業だけでなく、国家、行政、各種団体から家族にいたるまで、あらゆる組織に自発するものです。マネジメントの水準がその組織の質を決定するといっても過言ではありません。

 コンテンツは、「むずかしいことをやさしく」、「やさしいことをふかく」、「ふかいことをおもしろく」、「おもしろいことをまじめに」、「まじめなことをゆかいに」編集する方針です。マネジメントに興味を持っておられる社会人の方々や大学等でマネジメントを学んでいる学生の方々にも読んでいただきたい願っています。

マネジメントの哲学について

 組織は目的達成のための人間の行為のシステムであり、 マネジメントはこのシステムを機能させるための思考と方法です。したがって、「人間と人間社会」について広くそして深く考えることが、組織とマネジメントを理解する上で、決定的に重要なのです。人間と人間社会および環境としての世界を考察することは哲学そのものです。ここでは、人間論、社会論、共同体論を中心に、マネジメントの哲学を論じています。

マネジメントの政治学について

 組織には目的達成のための集団的意思決定過程(collective decision process)があります。そこでは、意思決定権者が決定した選択肢の正当性が問われます。組織の構成員は、業務の分業と調整に関する明示的あるいは非明示的な規範・規則にしたがって、その選択肢を受容し、参加と競争を通じて目的を達成する責務を負います。組織は、組織外部の産官学民等の多様な利害関係者との関係においても同様に、目的達成のための意思決定に迫られます。ここでは、主として意思決定に関わる諸課題をマネジメントの政治学として論じています。

マネジメントの経済学について

 組織は、程度の差はあっても、人間社会の維持・発展に必要な富(財貨・サービス)の生産・分配・消費・貯蓄・ 投資の行為・過程、それらのメカニズムと諸制度、それらによって形成される社会関係の総体に関わっています。このシステムを理論的に把握しておくことは、組織目的を達成する上できわめて重要です。ここでは、マネジメントの経済学として、経済と組織、とりわけ経済と企業に関わる多様な課題について論じています。

 

マネジメントの社会学について

 社会は、その構成員である個人、集団、組織がある共通の目的のために主体として共同の行為に参加する事態であり、相互の関係をどのように考えるかということが社会概念の根本的な問いとなります。ここでは、マネジメントの社会学として、組織と個人の関係をどのように理解し位置づけるかという問題意識をもとに、社会と企業、企業とその構成員、個人と社会について様々な角度から論じています。

マネジメントの文化学について

 人間は、遺伝と本能、経験と模倣、言語等のコミュニケーションを通して、集団の成員に共通の思考、感情、行動を学習し、獲得した多くを同時代および後世代の人々に伝達します。これらの情報集積が統合性をもつ総体を形成して文化となります。ある集団の文化は、思考、感情、意志、衣、食、住、習俗、習慣、宗教、道具、機械、制度、自然環境などから構成されており、これらの構成要素は言語、価値、社会、技術の4分野に大別されます。各分野は、相対的な自立性、相互の関連性・補足性と独自の機能性を持ちながら、全体的な一体性を維持しています。ここではマネジメントの文化学として、文化のもつ特殊性と普遍性、多様性と変異性を組織との関わりについて論じています。